「お寺ってどうもお参りしにくい」
これはみなさんお感じになっているようです。
![合掌のイラスト(着物の家族)](https://1.bp.blogspot.com/-rNHLEYba6no/Wj4InHuNzUI/AAAAAAABJN4/_VlYonboxTMLc6rCg4IA6R0m_OvdvVwRgCLcBGAs/s600/omairi_family_kimono.png)
僧侶としては、
「どなたさまもお参りください」
とことあるごとに申しております。
しかし、
「どなたさまもお参りください」
という今やあまり使われないような
古めかしい言葉は余計にお参りしにくいのかもしれません。
全国のお寺では
法座
という行事が毎月のように行われています。
基本的には、読経と法話。
法座によってはお斎という料理がふるまわれます。
![箸で食事をする人のイラスト(男性)](https://2.bp.blogspot.com/-xchJQoGqnIs/Vzu1ZqghlnI/AAAAAAAA6rs/DDPg7QIU4SIL3koOVbLYDuTXZ2Tmkk4tQCKgB/s400/syokuji_hashi_blank_man.png)
それぞれの法座は、
報恩講や永代経、お彼岸、お盆など
その時々の趣旨がございます。
「そんなの分かんない」
と思われるかもしれませんが、
安心してください。
どの法座も誰でもお参りしてOKです。
門徒(檀家)でなければダメ?
と思われるかもしれませんが、
お寺というのは本来、だれにでも開かれているものです。
心配であれば、事前にお寺に問い合わせてみてもいいと思いますが、
おそらくどこのご住職もお参りされることを喜ばれるはずです。
もう一つの大問題。
お布施
持っていくべきか否か。
持っていくとすればどのような金額が失礼がないだろうか。
みなさまのご心配はよく分かります。
しかしながら、本来的にお布施というのは
お気持ちです。
お布施は参加料ではございません。
無ければ参加できないというものではありません。
仏さまの教えにであったことを喜んで、
自身の執着から離れるための行いでございます。
布施についてはまた詳しく解説します。
![お寺のイラスト](https://1.bp.blogspot.com/-pGIVK-LqS9A/Wge7r1G35oI/AAAAAAABICk/p9O5xWcxxM0Qg2f26x1ae4jl--PxNGBqwCLcBGAs/s400/building_tera.png)
とにかく、
お寺にはお気軽にお参りください。
法話をお聴聞するだけならYouTubeでもできますが、
本堂の雰囲気、
読経の声、
線香の香り、
これはお寺でしか体験できません。
言葉では表現しつくせないものがあります。
まずはお寺にお参りいただきその体験をしてくださいませ。
高善寺では、
毎月第一日曜の14時から仏心サンガをしています。
短いお経と短い法話をし、
1時間で終わります。
参加は無料としています。
はじめてのお参りは仏心サンガへどうぞ。
ようこそお参りくださいました。
南無阿弥陀仏