【法座入門】私がお寺にお参りしてもいいの?

「お寺ってどうもお参りしにくい」

これはみなさんお感じになっているようです。

合掌のイラスト(着物の家族)

僧侶としては、

「どなたさまもお参りください」

とことあるごとに申しております。

しかし、

「どなたさまもお参りください」

という今やあまり使われないような

古めかしい言葉は余計にお参りしにくいのかもしれません。

全国のお寺では

法座

という行事が毎月のように行われています。

基本的には、読経と法話。

法座によってはお斎という料理がふるまわれます。

箸で食事をする人のイラスト(男性)

それぞれの法座は、

報恩講や永代経、お彼岸、お盆など

その時々の趣旨がございます。

「そんなの分かんない」

と思われるかもしれませんが、

安心してください。

どの法座も誰でもお参りしてOKです。

門徒(檀家)でなければダメ?

と思われるかもしれませんが、

お寺というのは本来、だれにでも開かれているものです。

心配であれば、事前にお寺に問い合わせてみてもいいと思いますが、

おそらくどこのご住職もお参りされることを喜ばれるはずです。

もう一つの大問題。

お布施

持っていくべきか否か。

持っていくとすればどのような金額が失礼がないだろうか。

みなさまのご心配はよく分かります。

しかしながら、本来的にお布施というのは

お気持ちです。

お布施は参加料ではございません。

無ければ参加できないというものではありません。

仏さまの教えにであったことを喜んで、

自身の執着から離れるための行いでございます。

布施についてはまた詳しく解説します。

お寺のイラスト

とにかく、

お寺にはお気軽にお参りください。

法話をお聴聞するだけならYouTubeでもできますが、

本堂の雰囲気、

読経の声、

線香の香り、

これはお寺でしか体験できません。

言葉では表現しつくせないものがあります。

まずはお寺にお参りいただきその体験をしてくださいませ。

高善寺では、

毎月第一日曜の14時から仏心サンガをしています。

短いお経と短い法話をし、

1時間で終わります。

参加は無料としています。

はじめてのお参りは仏心サンガへどうぞ。

ようこそお参りくださいました。

南無阿弥陀仏